流祖専敬とその門人である二世浄雪は、立華(りっか)の最盛期を迎えた江戸時代初期、当時の建築様式として普及しだした、床(とこ)を飾る花へ発展させようと想いをめぐらせていました。
 そのころ浄雪を師とする三世雪江(せっこう)は、永源寺に参禅するとともに、儒者中江藤樹の門に入り、そこで得た仏教や儒教の思想を導入して理論を大系づけ、新しく生花(せいか)の様式を創始したのです。
 専敬と浄雪は浄雪がわずかに年長で、卓越した感性と技術をもったふたりの晩年期に、壮年時代を生きた雪江の学識が結ばれて、流派の基礎が確立されましたが、先師を称えて流祖が改革を志した延宝6(1678)年を創流年としており、雪江から現十四世まで、林家が直系で家元を継承しています。
ぎぼうし ぼけ、ダリア
擬宝珠 木瓜 ダリア
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